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眼下に鬱蒼とした熱帯のジャングルが見えてきた



そう、パナマは常夏の熱帯にあるのだ
トクメン国際空に到着


空港から市内中心部へは約20km
ガイド本には旅行者はタクシーしか移動手段がない

と書いてあったが、空港職員に尋ねて敷地外のバス停へ



最初は逆方向のバス停で待つが他の人に行き先を

紙に書いて訊いたら反対だと教えて貰い再度移動



行き先を表示した正式なメトロバスがなかなか来ないので

しきりに呼び込みする派手なバスの車掌に先ほど書いたメモ

を見せたら「OK」というので、少し不安だったが乗り込む
クーラーなしでとにかく暑かったが終点がほぼ目指す場所

の近くだったので非常にラッキー!


運賃はUS$1で足りた
(タクシーではUS$30もする)


降りた目の前には新市街のスカイラインが広がっていた
少し歩いて旧市街(カスコ・ビエホ)へ


宿に荷物を置いてさっそく旧市街探検


まずは独立広場に面するカテドラルへ
こちらは黄金の祭壇で有名なサン・ホセ教会



漆喰で固めて壁に隠していたので略奪されなかったとか
パナマ市役所(兼歴史博物館)
古い教会の遺跡
旧市街の先端にあるフランス広場
景色の良い海岸沿いプロムナードの途中には土産店が並ぶ



土産屋の子供達が踊っていたりなんかして良い雰囲気だ
イルミネートされた国立劇場前の広場



観光客は良い雰囲気の場所で豪華にディナーを楽しむ
旧市街から新市街の夕景を眺める


夕食は魚市場前の屋外海鮮料理

ついでに地元のビール「パナマ」
最後に夜景を見ながら宿に戻り、この日は終了
翌朝は晴れ


新市街のスカイラインがくっきりと見えた
国立劇場近くの海に面した公園
カテドラルの白色も青空に映えて美しく輝く
旧市街のメインストリート



街路の細さが砦内であることを物語る
再びフランス広場へ
旧市街の向こうにアンコンの丘(Cerro Ancon)が見えた



歩いても登れそうだが途中には超危険地帯が立ちはだかる
パナマ運河博物館へ


入場料$2
撮影禁止だったとは後で知ったこと
商店が続く中心街アベニュー・セントラル沿いに歩く



この通りから外れると厄介な地区が広がる
5月5日広場(Plaza 5 de Mayo)へ到達
ここまで来ないと地下鉄に乗れない



ここの地下鉄は中米初で今年開通したばかりの新品
終点のアルブロック国際バスターミナルへ



国内外を結ぶバスの殆どがここで発着する
巨大なショッピングモールが隣接する
パナマ運河の見学地へのバスを訊いたらこれだという



またクーラーのないボンネット型バスだったので

ちょっと引いてしまった


おまけにトイレ利用付の別のカードを買わされた
たくさん乗っていたのだがここで降りる客は殆ど無し

危うく降りそびれるところだった



このバスだと降りたバス停から1kmくらい歩く
見学地(ミラフローレス水門)の入場料はなんとUS$15


ガイド本ではUS$8だったから倍近くに跳ね上がっていた
これが建物の屋上展望台


ここから真下にパナマ運河の水門が見える



船が来ないときはこの様に閑散としている
向こうが大西洋側


この時はまだガトゥン湖と同じ水位
船を曳く機関車の線路も急傾斜 二重の閘門
向こうが太平洋側


パナマシティの方向でもある
しばらく待っても船が来なかったので


下の階の展示コーナーを見学
再び上に行くとデカい船が来ていた


おまけに露払いのように3艘のヨット
2本のうちの手前の水位が下がっていく
1段下と水位が同じになったら閘門が開いた
牛に引かれて…ではなく

機関車に曳かれて水門をのろのろ進んでいく
(どこかの阿呆連中の牛歩よりは早い)
向こう側の水路でも貨物船が沈んでいく
船は次の閘門の前で再び水位が下がるのを待つ
反対に最初の水路は閘門を閉めて再び水位が上がる
太平洋と同じ水位になったら「行って良し」
こっちにはまた別の船が入ってきた



今度のはさらに巨大なタンカーだ
さらにその向こうにも自動車運搬船みたいな船が待機中
何台もの機関車がこの様に船を曳いていく
大西洋から太平洋へ抜ける船が続々と入ってくる
巨大なタンカーも水位の上げ下げでこの通り
この施設は5時で終了


皆バスを待っていたが1時間近く待っても来ない!

ハイエナの様にタクシーが誘い掛けてくる


仕方がないから3人ずつ乗り合いで皆タクシーで帰る


途中で誰も待っていない場所へ向かうバスとすれ違った
アルブロックで乗り換えてフランス広場へ



US$3で奥まで運んでくれた良心的な運ちゃんだった
新市街の夜景を堪能
夜の旧市街をしんみりと歩く
翌日は新市街へ移動
新市街の中心であるベラ・ビスタ地区の

ホテル・エルパナマ前地下鉄駅



渋滞の中を徒歩で運転手に物を売るおっちゃん
超高層の住宅が林立する
少し郊外へ出てスーパーの食堂で昼食



値段が安い割に鶏スープが絶妙に美味かった


オレンジJuceも1ℓ注ぎ込む
パナマ・ビエホ


スペイン人が最初に築いた砦の廃墟
イギリスの海賊によって徹底的に破壊されたため

スペイン人はここを捨ててカスコ・ビエホを建設
新市街には立派な超高層オフィスビルが林立



後方のビルはは各階が捻れたデザインの

F&F(通称Revolution)Tower
手前のビル下層の内部は高級ブランド店が

ひしめくショッピングモールとなっている



中南米特有の貧富の差が大きい社会を反映
今回泊まったHilton Garden Inn



久々に立派なホテルだった
ホテルの部屋からの眺め
小休止後すぐにアンコンの丘へ



タクシーは山の麓までしか入れず

そこからは歩いて上る羽目に


とにかく暑い!
駆け足で30分ほど登って頂上の展望台に着いた
新市街のビル群がよく見えた
こっちは旧市街


市街を迂回する海岸道路で囲まれている様子がわかる
本当の頂上はフェンスで囲まれていて入れなかったが

そこには巨大なパナマの国旗がパタパタはためいていた
こちらは反対側にあるパナマ運河方面の港湾地帯


夜景も見たかったが安全を最優先して早々に撤退




その後アルブロック・モールまで相当な距離を歩いて降りる
ホテルに戻って部屋からパナマ最後の夜景を楽しんだ
翌朝は結構忙しく買い物を済ませてから空港へ



着実なタクシーを使うかどうか迷ったがバスで行くに賭ける


お目当てのバスが全然来なくて半信半疑かなり焦ったが

50分待ってギリギリついに来た!


(バスは「Tokmen」行き)
交通カードを持っていたので料金はたったUS$0.25

(タクシーの100分の1の料金!)


心中は飛び上がりたい程の勝利感でいっぱいだったものの

何食わぬ顔でピッとやって乗車



空調も効いた白地にオレンジラインのメトロバスは

無事に見覚えのある景色へと運んでくれた
到着時に何もわからず飛び乗ったボンネット型のバス


よく見ると実にアートなデザインだ
この街は空港からのアクセスが難関と覚悟していたが


往復ともそれなりにパスして無事に戻ってこれた
パナマでは茹だる暑さ、言葉の壁、人々の理不尽さに加えて

突然PCが動かなくなるトンデモアクシデント(PCテロ)

に見舞われてしまい、悪条件が次々と重なったため

ほとんど脳みそが溶けそうな状態になった
しかし、逆にそれらによって得られたものがある





それが


『発想の翼』


なのだ