バスは早朝6時にジャスパー到着


明るくなるまで駅の椅子に横になろうと思ったが
すべてひじ掛けがついていて無理だった

仕方がないので寒いが外の長いすで寝袋に入って寝る
まだ暗い7時頃に機関車特有の
ディーゼルエンジンの音が聞こえてきた
バンクーバーからの人気列車
「ロッキーマウンテニア号」がゆっくり走り去っていった


長編成で最後尾が二階建て
明るくなったら遠くの山々が美しく見えた

頻繁に走る貨物列車のコンテナが殆ど二段積みで驚く

それだけ大きな貨物需要があるのだ
   
ジャスパーの街並み
街中には花壇が多かった


下はこの街のマスコット「ジャスパーベアー」
   
操車場にはVIAのそれらしき列車が停まっていた
これから乗る「スキーナ号」のようだ
ホームで待っているとやはり入線してきた
定刻通りの12:45に発車
天井がガラス窓になっているドームカーを併結
カナディアン号の時と同じくパノラマ展望を堪能した
森と湖と山の織りなす風景は「美しい」の一言
いくつもの美しい湖や険しい山々の間を列車は駆け抜ける
乗客達は素晴らしい車窓の風景に盛んにカメラを向ける
対抗列車とのすれ違い
カーブが連続する路線を全力で走っていく


前後左右、いつまでも続くダイナミックな景色

見ていて飽きない
時折車掌がきて観光ポイントの説明をしてくれる


『何時に着くか?』 以外ならば
なんでも質問してくれとのこと
(全員爆笑!)

最後尾の弾丸型「ビュレットカー」からは
過ぎ去る後ろの景色を楽しめる
谷間の向こうに一際高く美しい山が見えた

列車も徐行し始める
雪冠したカナダ最高峰 Mt. Robuson:3954m